実は、スマホのアプリをこまめに消すのは逆効果!「節電」のつもりが逆にバッテリーを激しく消耗させていた

はじめに

皆さんは、スマートフォンで使い終わったアプリをどうしていますか? ホームボタンを2回押したり、画面下からスワイプしたりして、「バックグラウンドのアプリ」をシュッ!と消して(終了させて)いませんか?

「裏でアプリが動いていると電池を食うから、こまめに消した方が節電になる!」 そう信じて、幾重にも重なったアプリを全部消してスッキリしている人も多いはずです。

しかし、その習慣。 実はAppleやGoogleの幹部が、「全くの無意味。むしろバッテリーを悪化させるからやめてほしい」と公言しているのをご存知でしょうか?


アプリを消すと「再起動」にパワーを使う

なぜアプリを消してはいけないのでしょうか? その理由は、「車のエンジン」に例えると分かりやすいです。

  • アプリを消さない状態(バックグラウンド): 信号待ちの「アイドリングストップ」のようなもの。待機状態なので、ガソリン(電池)はほぼ使いません。すぐに発進できます。
  • アプリを消す(強制終了): エンジンを「完全に切って、キーを抜いた」状態。次に使う時、イチからエンジンをかけるため、大きなエネルギー(電力)を使います。

最近のスマホ(iPhoneもAndroidも)は非常に優秀で、バックグラウンドにあるアプリは自動的に「凍結(サスペンド)」され、電池を食わないように制御されています。 それをわざわざ手動で強制終了させ、また使う時にイチから読み込ませる行為は、自分からバッテリーを痛めつけているのと同じなのです。


Apple幹部も「No」と回答

実際に、あるユーザーがAppleのティム・クックCEOに「アプリを終了させた方が電池は持ちますか?」とメールを送ったことがあります。 すると、iOS担当の上級副社長から、 「No. Not at all.(いいえ。全く持ちません)」 という短い返信が返ってきたという有名なエピソードがあります。

公式が「意味ないからやめて」と言っているのです。


アプリを消すべき時は「一つだけ」

「じゃあ、あの機能は何のためにあるの?」 と思いますよね。 アプリを強制終了させる必要があるのは、「アプリがフリーズしたり、バグって動かなくなったりした時」だけです。

それ以外の普段使いでは、何十個アプリが裏に残っていても、スマホ側が勝手に管理してくれるので放置でOKなのです。


まとめ:ズボラな方が電池は持つ

  • アプリをこまめに消しても節電にはならない
  • 再起動のたびにCPUを使い、逆に電池を消耗する
  • Apple公式も「意味がない」と否定している
  • 消すべきなのは「フリーズした時」だけ

几帳面な人ほど、画面をスッキリさせたくてアプリを消しがちです。 しかしスマホに関しては、「使いっぱなしで放置」というズボラなスタイルこそが、最も賢いバッテリー節約術だったのです。

明日から、あの「シュッ!と消す動作」を我慢してみてください。 スマホが今までより少しだけ、長生きしてくれるはずです。

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