実は、カシューナッツは「リンゴのような果実」のおまけ

おつまみの定番、カシューナッツ。 アーモンドやクルミのように、硬い殻の中に実が入っている姿を想像しますよね? しかし、収穫前の姿を見ると、誰もが「えっ、何これ?」と二度見します。

カシューナッツは、ピーマンのような果実(カシューアップル)の「お尻」に、こぶのようにぶら下がっているのです。

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本体は上の果実?

木になっている状態を見ると、赤や黄色のパプリカのような実がなり、その先端から「はみ出すように」勾玉(まがたま)型の種が出ています。 この「はみ出した部分」の中身が、私たちが食べているカシューナッツです。

上の果実部分(カシューアップル)も現地ではジュースにして飲まれますが、傷むのが早すぎて日本には輸入されません。

殻は猛毒

ちなみに、ナッツを覆っている殻には「ウルシ」に似た猛毒成分が含まれています。 そのため、カシューナッツは殻付きで売られることは絶対にありません。 必ず工場で加熱・解毒処理をしてから出荷されているのです。

まとめ

あんなに美味しいナッツが、謎の果実のお尻からはみ出した付属品だったとは。 そして、殻に猛毒がある危険な食べ物だったとは。 スーパーで見る目が変わりますね。

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