実は、ペットボトルの水の賞味期限は「ボトル」の期限

災害用備蓄などで買ったペットボトルの水。 「水なんて腐らないはずなのに、なんで賞味期限があるんだろう?」と思ったことはありませんか?

実はあの期限、中身の水ではなく「容器(ペットボトル)」のための期限なんです。

目次

水は腐らないが、容器は空気を通す

純粋な水は、不純物が入らない限り腐ることはありません。 しかし、ペットボトルという容器には、目に見えないレベルで「空気を通す(気体透過性)」という性質があります。

長期間放置すると、ごく微量ですが周りの空気が中に入ったり、逆に中の水が蒸発して減ったりします。 また、周りに強い匂いのもの(灯油や洗剤など)があると、その匂いがボトルを通り越して水に移ってしまうこともあります。

まとめ

メーカーが定めている賞味期限は、「水が腐る日」ではなく、「表示通りの容量(500mlなど)が入っていて、匂い移りもなく美味しく飲める期間」のことでした。 期限が切れても、少し量が減っているだけで、飲んでもお腹を壊すことはめったにありません(※開封していなければ)。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

驚きと発見を提供するWebメディア「実は.jp」の公式アカウントです。
信頼できる文献やデータを元に、生活に役立つトリビアや、常識を覆す衝撃の事実を分かりやすく解説しています。

コメント

コメントする

目次