実は、ピラミッドを作ったのは「奴隷」じゃなかった!給料はビール?二日酔いで欠勤OK?ホワイトすぎる労働環境

はじめに

エジプトのピラミッド建設。 皆さんはどんな風景を想像しますか?

灼熱の砂漠で、ムチを持った監督官に 「働けー!」 と叩かれながら、ガリガリに痩せた「奴隷」たちが巨石を運んでいる……。

映画や漫画でおなじみのこのシーン、実は真っ赤な嘘です。 近年の考古学的な発見により、ピラミッドを作っていたのは奴隷ではなく、「好待遇のエリート公務員(または期間工)」たちだったことが判明しているのです。


奴隷ではなく「農閑期の農民」

では、彼らは一体何者だったのか? 正体は、ナイル川が氾濫して畑仕事ができなくなった「農民」たちです。

仕事がなくて困っている農民たちのために、ファラオ(王様)が、 「ピラミッド建設という公共事業(仕事)を与えて、衣食住を保証してあげよう」 という、現代でいう「失業対策(ニューディール政策)」として行われていた側面が強いのです。

彼らは強制連行されたわけではなく、 「王様の墓を作れば、俺たちも来世で幸せになれるし、飯も食えるぞ!」 と、喜んで参加していたようです。


給料は「ビール」と「パン」

彼らはタダ働きではありません。ちゃんとした「給料」が支払われていました。 当時の貨幣代わりだった「パン」と「ビール」です。

しかも、ただの食事ではありません。 発掘された「労働者の村」からは、大量の牛や羊の骨が見つかっており、 「毎日、栄養満点の肉と、飲み放題のビールが振る舞われていた」 ことがわかっています。 当時の一般庶民よりも、はるかに良い暮らしをしていたのです。


「二日酔い」で欠勤OK?

さらに驚くべきは、彼らの「勤怠管理」です。 建設現場から見つかった「出勤簿(日誌)」には、労働者たちが休んだ理由も記録されています。

そこには、信じられないような理由が書かれていました。

  • 「サソリに刺されたので休みます」(これはわかる)
  • 「妻が出産するので休みます」(育休!?)
  • 「昨夜、ビールを飲みすぎて二日酔いなので休みます」(えっ!?)

なんと、「二日酔い」ですら正当な欠勤理由として認められていたのです。 「昨日は飲みすぎたか、じゃあ今日は休んで明日頑張れよ」 という、現代のブラック企業も真っ青のスーパーホワイトな職場だったのです。


チーム名が「酔っ払い」

彼らは自分たちの仕事に誇りを持っていました。 ピラミッドの石には、労働者たちが書いた落書き(チーム名)が残っているのですが、その名前もユニークです。

  • 「メンカウラー王の酔っぱらいチーム」
  • 「クフ王の愉快な仲間たち」

まるで大学のサークルのようなノリで、楽しみながら巨大建築を作っていた様子が目に浮かびます。 決して、ムチで打たれるような陰惨な現場ではなかったのです。


まとめ:ピラミッドは公共事業

  • ピラミッド建設は「奴隷」の強制労働ではなかった
  • 仕事のない農民を救うための「公共事業(失業対策)」だった
  • 給料としてパンや肉、ビールが振る舞われていた
  • 「二日酔い」で休めるほど、労働者の権利が守られていた

「ピラミッド=奴隷」というイメージは、昔の歴史家(ヘロドトス)が書いた記述や、ハリウッド映画の影響だと言われています。 4000年前のエジプト人が、現代人よりもホワイトな働き方をしていたなんて、ちょっと羨ましい話ですね。

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