【クリスマス雑学】トナカイは全員メス!?9割が知らない聖夜の「実は」3選

街はすっかりクリスマスムードですね。 ケーキやチキンを準備して、パーティーを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

でも、私たちが当たり前だと思っているクリスマスの常識、実はとんでもない「勘違い」だらけだってご存知でしたか?

今日は、知ってしまうと聖夜の見え方がガラリと変わる、クリスマスの「実は」を3つご紹介します。 今夜のディナーでの話題作りにもピッタリですよ。


実は…サンタのトナカイは「全員メス」だった

サンタクロースのソリを引くトナカイたち。「赤鼻のトナカイ」など、なんとなく力強い「オス」のイメージがありませんか?

実はあのトナカイたち、全員「メス(女子)」なんです。

これには生物学的な明確な理由があります。 トナカイは、シカ科の動物の中で唯一、オスもメスも角(ツノ)が生えます。しかし、その「角が生えている時期」が違うのです。

  • オス: 春に生えて、繁殖期が終わる秋〜冬(12月頃)に抜け落ちる。
  • メス: 冬の間も角が残り、春先に出産してから抜け落ちる。

つまり、クリスマスの時期(12月25日)に立派な角を生やしているのは、「妊娠中のメス」だけなのです。 オスはこの時期、角がないハゲ頭の状態なんですね。

あの重いソリとおじいさんを引いて空を飛んでいるのは、実は「屈強なお母さんトナカイたちの女子チーム」だったのです。


実は…クリスマスイブは「前日」という意味ではない

12月24日は「クリスマスイブ」。 多くの人が「クリスマスの前日(前夜祭)」だと思っていますよね?

実はこれ、大きな間違いなんです。

「イブ(Eve)」は、「イブニング(Evening=夜・晩)」が短くなった言葉です。つまりクリスマスイブとは、直訳すると「クリスマスの夜(当日の夜)」という意味になります。

「えっ、でも24日でしょ?」と思いますよね。 これには、キリスト教の元になったユダヤ暦(こよみ)の考え方が関係しています。

現代の私たちは「夜中の0時」に日付が変わりますが、昔の教会暦では「日没が一日の始まり」とされていました。 つまり、「24日の太陽が沈んだ瞬間」から、もう「25日(クリスマス)」が始まっているのです。

  • 24日の昼間 = クリスマスの準備期間
  • 24日の日没以降 = もうクリスマス当日(イブ)
  • 25日の日没 = クリスマス終了

だから「イブ」は前夜祭ではなく、「クリスマスの本番(開会式)」そのものなんですね。


実は…サンタが赤いのは「コーラ」のせい?

サンタクロースの服といえば「赤と白」。 このイメージ、昔から決まっていたわけではありません。

実は昔のサンタは、緑や青、紫など、色々な色の服を着ていました。

伝説のモデルである聖ニコラウスは司教だったので、その祭服の色は様々だったのです。では、なぜ世界中で「赤」に統一されたのでしょうか?

有力な説とされているのが、あの「コカ・コーラ社」の広告です。

1931年、コカ・コーラ社は冬のキャンペーンで、自社のブランドカラーである「赤」い服を着たサンタクロースを広告に登場させました。 画家ハドン・サンドブロムが描いた、「赤色の服を着て、白ヒゲを生やし、陽気にコーラを飲むサンタ」の絵があまりにも魅力的だったため、そのイメージが世界中に定着したと言われています。

もし、別の飲料メーカーが流行らせていたら、今のサンタは「青色」や「黄色」だったかもしれませんね。


まとめ:常識を疑って、楽しいクリスマスを!

  • トナカイは全員「メス」
  • イブは前日ではなく「当日の夜」
  • サンタの赤は「企業の戦略」だったかも?

いつものクリスマスも、こうやって背景を知ると少し違って見えてきませんか? 「ねえ知ってる?」と誰かに話したくなる雑学で、今年のクリスマスがより楽しいものになりますように。

それでは、素敵なクリスマスを!

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