スポーツジムにあるランニングマシン(トレッドミル)。 健康のために汗を流して走っていますが、あの機械の起源を知ったら、走る気が失せるかもしれません。
あれは19世紀のイギリスで、囚人を苦しめるために発明された「拷問器具」でした。
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「永遠に階段を登らせる」罰
当時の刑務所では、囚人に生産性のない労働をさせて精神的に追い詰めるため、巨大な水車のような装置を踏ませていました。 囚人たちは、ただひたすら「終わりのない階段」を登り続けなければなりません。 過酷すぎて、怪我人や死亡する囚人が続出し、「あまりに残酷だ」として一度禁止になった歴史があります。
現代人はお金を払ってやっている
その後、この「ベルトコンベアの上を歩く」という仕組みが健康器具として改良され、現代のランニングマシンになりました。 かつての囚人たちが泣きながらやらされていた罰ゲームを、現代人は会費を払って喜んでやっているのです。
まとめ
ジムでランニングマシンに乗っていて「キツイな…もう帰りたいな…」と思った時。 それは甘えではなく、「これは本来、人間が罰として受ける苦しみなんだ」と遺伝子が思い出しているのかもしれません。


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