実は、ウォンバットのうんちは「サイコロのような四角形」

丸くて可愛い珍獣、ウォンバット。 彼らのお尻から出てくるものは、自然界ではありえない形をしています。

なんと、人工的に作ったようなきれいな「立方体(サイコロ型)」のうんちをするのです。

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なぜ四角い?

自然界の動物のフンは、丸いか細長いのが普通です。なぜ彼らだけ四角いのか。 最大の理由は「転がっていかないようにするため」だと言われています。

ウォンバットは視力が弱いため、うんちの匂いで縄張りを主張します。 岩の上や倒木の上など、目立つ場所にうんちをするのですが、もし丸いとコロコロ転がって落ちてしまいます。 そこで、斜面でもピタッと止まる「ブロック型」に進化したのです。

どうやって四角くしている?

近年の研究で、彼らの腸の後半部分が、不規則な圧力で伸縮することが分かりました。 まるで四角い金型でプレスするように、腸の動きだけで器用にサイコロ型を成形しているのです。

まとめ

可愛い顔をして、お尻からレンガブロックを生産する生物、ウォンバット。 もし動物園に行ったら、彼らの足元をよく見てみてください。サイコロが転がっていますよ。

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