実は、映画の「動かなければT-レックスに見つからない」は大嘘

映画『ジュラシック・パーク』の有名なシーン。 ティラノサウルス(T-レックス)の前で、「動くな! 動かなければ奴には見えない!」と息を潜める場面がありますよね。

あれを現実でやったら、0.1秒で食べられて終了です。

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視力は人間の「13倍」

最新の研究(頭蓋骨の構造解析)により、T-レックスは驚異的な視力を持っていたことが判明しています。 その視力は人間の約13倍。 これは、「6キロ先にいる人間をはっきり識別できる」レベルで、現存するワシやタカよりも目が良いのです。

嗅覚も聴覚も最強

さらに、T-レックスの嗅覚をつかさどる脳の部位は巨大で、犬並みかそれ以上の嗅覚を持っていたとされています。 つまり、動こうが止まろうが、隠れようが、遠くから完全にバレています。

まとめ

映画のあのシーンは、カエルなどのDNAを混ぜたせいで視力が落ちていた……という設定なら通じますが、本物のT-レックス相手には通用しません。 もしタイムスリップして恐竜に出会ったら、動かずにやり過ごそうとするのだけはやめてください。それはただの「食べやすい静止したエサ」です。

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