実は、パンダのしっぽは「白色」! 9割の人が「黒」と答えて間違える理由

はじめに

動物園のアイドル、ジャイアントパンダ。 白と黒のモノトーン模様が愛らしく、ぬいぐるみやイラストのモチーフとしても大人気ですよね。

では、ここでクイズです。 「パンダのしっぽは、何色でしょう?」

頭の中でパンダの後ろ姿を想像してみてください。 ……「黒」だと思いませんでしたか?

「実は、パンダのしっぽは真っ白」なのです。

多くの人が「黒」だと勘違いしている

耳が黒、目の周りも黒、手足も黒……。 この流れから、なんとなく「しっぽも黒だろう」と思い込んでいる人が非常に多いのです。

実際、市販されているパンダのぬいぐるみやイラストグッズの中には、間違ってしっぽが「黒」で作られているものがけっこう存在します。 それほどまでに、「パンダのしっぽ=黒」という誤解は私たちの常識として定着してしまっているのです。

実際のしっぽはどんな感じ?

本物のパンダのお尻を見てみると、お餅のような白いしっぽがちょこんとついています。 大きさは大人で大体10〜15cmほど。普段は寝転がっていたり座っていたりすることが多いので、お尻の下に隠れて見えにくいのも、勘違いを生む原因の一つかもしれません。

ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんの時はしっぽが比較的長く、成長するにつれて身体の比率に対して短く見えてくるようになります。

なぜ白いの?

パンダの模様は「保護色(カモフラージュ)」の役割があると言われています。 雪山の中では白い部分が雪に紛れ、森の影の中では黒い部分が闇に紛れるためです。

お尻周りが白いのは、雪の上で座ったり丸まったりした時に、敵から見つかりにくくするためだと考えられています。もししっぽが黒かったら、雪の中で目立ってしまいますからね。

まとめ:今度グッズをチェックしてみて!

  • パンダのしっぽは「白」が正解
  • 耳や手足のイメージから「黒」と勘違いされがち
  • 世の中のパンダグッズには、間違って「黒」になっているものがある

この事実を知ってから雑貨屋さんに行くと、「あ、このパンダのグッズ、しっぽが黒になってる!間違いだ!」と気づけるようになりますよ。 ぜひ、本物のパンダ愛を周りの人に自慢してみてください。

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