実は、飛行機のブラックボックスは「オレンジ色」

飛行機事故のニュースなどでよく耳にする「ブラックボックス」。 フライトレコーダー(飛行記録)などが収められた重要な装置ですが、どんな見た目を想像しますか? 名前の通り、黒い箱?

実は、めちゃくちゃ目立つ「蛍光オレンジ色」をしています。

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見つからないと意味がない

事故が起きた際、ブラックボックスは海の中や山の中に放り出される可能性があります。 そんな時、もし名前の通り「黒い箱」だったら、瓦礫や泥に紛れて絶対に見つかりません。

捜索隊が遠くからでも一目で発見できるように、「インターナショナル・オレンジ」という、視認性が最も高い鮮やかなオレンジ色に塗られているのです。

なぜ「ブラック」と呼ばれるの?

諸説ありますが、

  • 中身が秘密(未知)のベールに包まれているから
  • 開発当初、フィルム感光を防ぐために内側が黒かったから
  • 事故(ブラックな出来事)の記録が入っているから

などが由来と言われています。

まとめ

名前は「ブラック」ですが、その見た目は「誰よりも私を見つけて!」と叫ぶ派手なオレンジ色。 名前のイメージとは真逆の、自己主張の激しい箱だったのです。

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