実は、節分の「鬼」がトラ柄のパンツを履いている理由!ツノが生えているのも「あの方角」のせいだった。

はじめに

もうすぐ「節分」ですね。 「鬼は〜外! 福は〜内!」と言いながら豆を撒く、日本の伝統行事です。

さて、皆さんがイメージする「鬼」の姿を思い浮かべてみてください。 頭には「ツノ(牛のような角)」が生えていて、下半身には「トラ柄のパンツ」を履いていませんか? 絵本でもアニメでも、鬼といえばこのスタイルが定番ですよね。

「鬼のファッションセンス?」 「強そうだから?」

いえいえ、実はあの格好には、風水や陰陽道に基づいた「明確な理由」があるのです。 なぜ鬼は牛の角を持ち、トラのパンツを履いているのか? その謎は「十二支(干支)」に隠されていました。


鬼門の方角は「うしとら」

昔の日本では、方角や時刻を「十二支(子・丑・寅・卯…)」で表していました。 その中で、「鬼が出入りする不吉な方角(鬼門)」とされていたのが、「北東」の方角です。

この「北東」を十二支で表すと、ちょうど「丑(うし)」と「寅(とら)」の間にあたります。 つまり、鬼門の方角は「丑寅(うしとら)」の方角と呼ばれるのです。


「牛」+「虎」=「鬼」の姿

もうお気づきでしょうか? 昔の人々は、目に見えない「悪い気(鬼)」をキャラクター化する際、この「丑寅」という方角のイメージをそのまま姿に反映させたのです。

  • 丑(うし)の要素 → 頭に「牛のツノ」を生やす
  • 寅(とら)の要素 → 体に「虎のキバ」を持ち、「トラ柄のパンツ」を履かせる

そう、あの鬼の独特なビジュアルは、「牛と虎の合体モンスター」だったのです。 決して「トラ柄が流行っていたから」ではないんですね(笑)。


桃太郎のお供が「犬・猿・キジ」な理由

この「鬼=丑寅(北東)」という設定を知ると、あの有名な昔話『桃太郎』の謎も解けます。

桃太郎は鬼退治に行く時、「サル(申)」、「キジ(酉)」、「イヌ(戌)」を家来にしますよね。 なぜこの3匹だったのでしょうか?

十二支の円グラフを見てみると、鬼門である「丑・寅(北東)」の**正反対(裏鬼門)に位置するのが、「申・酉・戌(南西)」**なのです。

  • 丑寅(鬼) <VS> 申酉戌(桃太郎チーム)

つまり、「鬼門に対抗できる(相性が良い)最強の動物たち」を選抜した結果、あの3匹が選ばれたのです。 (※ちなみに、干支の順番だと申→酉→戌ですが、物語では「キジ(鳥)」が酉にあたります)


まとめ:昔の人のダジャレ?

  • 鬼門の方角は「丑寅(うしとら)」
  • だから鬼は「牛の角」と「虎のパンツ」を身に着けている
  • 桃太郎のお供は、反対側の方角(申・酉・戌)だから選ばれた

いかがでしたか? ただの空想上の怪物だと思っていた鬼のデザインに、これほど論理的な(ある意味ダジャレのような)意味が込められていたとは驚きですよね。

今年の節分は、鬼のお面を見ながら、 「お前、牛と虎のハーフだったんだな……」 と、その出生の秘密に思いを馳せながら豆を撒いてみてください。

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