実は、寒い時に体が震えるのは「筋トレ」と同じだった!「貧乏ゆすり」で体温を上げる驚きの裏技

はじめに

冬、バス停や駅のホームで待っている時。 あまりの寒さに、体がガタガタと震えて止まらなくなったことはありませんか?

「ああ、寒い寒い……早く止まらないかな」 と、震えるのを必死に我慢しようとしていませんか?

実はその「震え」、無理に止めてはいけません。 あれは体が命を守るために行っている「自動筋トレ」なのです。

そして、もし震えが来ないときは、あえて「貧乏ゆすり」をすることが、最強の防寒対策になることをご存知でしょうか?


震えの正体は「シバリング」

寒さで体が勝手に震える現象。 医学用語では「シバリング(身震い)」と呼びます。

人間は、体温が下がると命に関わるため、脳が緊急指令を出します。 「筋肉を細かく振動させて、摩擦熱を作れ!!」

そう、あの震えは、筋肉を高速で収縮させることで熱を生み出しているのです。 その熱を作る能力は凄まじく、安静時のなんと5倍〜6倍もの熱量を生み出すと言われています。

つまり、寒さで震えている時、あなたの体は「軽いジョギングや筋トレ」をしているのと同じくらいエネルギーを燃やして、必死に自分を温めているのです。


意識的に揺らす「貧乏ゆすり」も効果的

しかし、シバリングは体力を激しく消耗します。 そこでオススメなのが、自分から体を揺らす「貧乏ゆすり」です。

「行儀が悪い!」と怒られがちな貧乏ゆすりですが、実はこれ、「体を温める」という点では非常に理にかなった動作です。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、全身の血流をポンプのように送り出す役割があります。 貧乏ゆすりでふくらはぎを動かすと、

  1. 筋肉が熱を作る。
  2. 血流が良くなり、温かい血液が全身に回る。

というダブルの効果で、座ったままでも皮膚温度を最大で2℃近く上昇させる効果があるという実験結果もあるのです。


「健康ゆすり」と呼ぶべき?

実は医療現場でも、貧乏ゆすりは「ジグリング」と呼ばれ、推奨されることがあります。

  • エコノミークラス症候群の予防(血栓を防ぐ)
  • 冷え性の改善
  • セロトニン(幸せホルモン)の分泌(リズム運動によるリラックス効果)

行儀が悪いどころか、冬の体にとっては「健康ゆすり」とも言える素晴らしい動作なのです。


寒い時はじっとしてちゃダメ

寒さに耐える時、多くの人は、 「体を丸めて、じっと固まる」 というポーズを取りがちです。

しかし、筋肉を固めて血流を止めてしまうと、体は余計に冷えてしまいます。 寒くてどうしようもない時は、 「小刻みに足踏みをする」 「こっそり貧乏ゆすりをする」 ほうが、体温維持には圧倒的に正解なのです。


まとめ:震えは命のヒーター

  • 寒さで震える(シバリング)のは、筋肉を動かして熱を作るため
  • 震えている間は、安静時の5倍以上の熱が作られている
  • 「貧乏ゆすり」も同じ効果があり、体温を上げるのに最適
  • ふくらはぎを動かすことで血流も改善する

もし冬の寒空の下、隣でガタガタ震えていたり、貧乏ゆすりをしていたりする人がいても、 「行儀が悪いな」 と思わず、 「おっ、自家発電中だな。命を守っているんだな」 と温かい目で見てあげてください。 そしてあなたも、こっそり足を揺すって、自家製ヒーターのスイッチを入れてみてはいかがでしょうか。

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