「ニャー」と鳴いて甘えてくる猫。 猫同士でも「ニャー(元気?)」「ニャー(うん)」と会話していると思っていませんか?
実は、大人の猫同士は「ニャー」とは鳴きません。あれは人間専用の「猫なで声」なんです。
目次
子猫が母猫を呼ぶ声
本来、「ニャー」という高い声は、子猫が母猫に「お腹すいた」「守って」と甘える時の声です。 野生の世界では、大人になった猫はお互いに敵に見つからないよう、無駄に鳴くことはありません(威嚇の「シャー!」や発情期の声は別です)。
人間=大きな親猫?
しかし、人間に飼われている猫は、「ニャーと鳴くと、ご飯が出てくるし優しくしてもらえる」と学習します。 その結果、大人になっても飼い主に対してだけは「赤ちゃん言葉」を使い続け、世話を焼いてもらおうとしているのです。
まとめ
愛猫があなたに向かって「ニャー」と鳴くとき。 それは「おい人間」と呼びかけているのではなく、「ママー!」と甘えている(あるいはあなたを親代わりだと思っている)証拠なのです。


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