はじめに
20歳を超えると義務になる「国民年金」の支払い。 毎月1万6千円以上(令和時代現在)の出費は、学生や求職中の身には本当に重いですよね。 「今は払えないから……」 と、ポストに届く請求書(納付書)を未開封のままゴミ箱に捨てていませんか?
「それは、人生で最も危険な行為の一つです」 払えないこと自体は罪ではありませんが、「手続きをせずに無視する」ことだけは、絶対にしてはいけません。
事故に遭った時、「0円」か「数百万円」か
なぜ無視してはいけないのか? それは老後の年金のためだけでなく、「障害年金(しょうがいねんきん)」のためです。
もし明日、あなたが交通事故に遭ったり、病気になったりして、一生車椅子生活になったとします。 この時、国から支給されるのが「障害基礎年金(年間約80万円〜)」です。
- 「免除・猶予」の手続きをしていた人: 保険料を1円も払っていなくても、年金は満額貰えます。
- 「未納(無視)」の人: 1円も貰えません。
たった一枚の紙を役所に出していたかどうかで、一生涯の収入がゼロになるか、確保されるかが決まってしまうのです。
老後の年金も半分貰える
さらに、将来おじいちゃんおばあちゃんになった時に貰える「老齢基礎年金」にも大きな差が出ます。
- 「未納(無視)」の人: その期間分は、将来貰える年金額が0円です。
- 「全額免除」の人: 保険料を払っていなくても、国が半分(税金分)払ったことにしてくれるため、将来の年金額に反映されます。
手続きをするだけで、タダで将来の年金が増えるようなものなのです。
役所に行くだけでOK
手続きは驚くほど簡単です。 市役所や区役所の「国民年金課」に行き、 「収入がなくて払えないので、免除(または猶予)の申請をしたいのですが」 と言うだけです。 失業中なら離職票、学生なら学生証を持って行けば、スムーズに手続きできます。
まとめ:払えなくても「意思表示」を
- 年金を無視(未納)するのは一番のリスク
- 「免除」か「猶予」の手続きをすれば、万が一の時に障害年金が降りる
- 免除なら、将来の受取額も確保できる(半分)
- 手続きは役所で簡単にできる
「お金がないから役所に行きづらい」と思う必要はありません。 役所の人は慣れていますし、怒られることもありません。 「払えないから無視」ではなく、 「払えないから免除してください」 と伝えること。それが、あなたの未来を最強の保険で守ることになります。


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