実は、ラジオ体操は「アメリカの保険会社」が考案したもの

夏休みの朝、日本人の体に染み付いている「ラジオ体操」。 これぞ日本の伝統文化！という感じがしますが、起源は日本ではありません。

実は、アメリカの「生命保険会社」が、保険金の支払いを減らすために作ったものでした。

メトロポリタン生命の戦略

1920年代、アメリカの「メトロポリタン生命（MetLife）」という会社が悩んでいました。 「加入者が早死にすると、保険金を払わなきゃいけないから儲からない。みんなに長生きしてもらわねば…」

そこで考案されたのが、ラジオ放送を使った「健康体操（Radio Calisthenics）」です。 これを日本人の保険局員が視察して、「これはいい！日本人の健康増進（ひいては国の医療費削減）に使える！」と持ち帰り、NHKで放送を始めたのがラジオ体操の始まりです。

まとめ

私たちが子供の頃からやらされているあの動き。 元を辿れば、アメリカの保険屋さんが「頼むから死なないでくれ（金がかかるから）」と願って作った、資本主義バリバリのプログラムだったのです。