実は、ボウリングのピンが「10本」なのは法律逃れのため!元々「9本」だったのが1本増えた意外な理由

はじめに

家族や友人と盛り上がる「ボウリング」。 三角形に並べられたピンの数は、全部で「10本」ですよね。

「なんで10本なんだろう? 計算しやすいからかな?」 なんて思ったことはありませんか?

「実は、昔のボウリングは『9本』で行われていました」 それが1本増えて10本になった裏には、アメリカでの「ボウリング禁止令」という大事件が関係していたのです。

元々は「ナインピンズ(9本)」だった

ボウリングのルーツは古く、中世ヨーロッパでは「ナインピンズ(9本)」というゲームが主流でした。 ひし形に並べた9本のピンを倒すこのゲームは、アメリカに伝わると大流行しました。

しかし、あまりにも流行りすぎて、ある問題が発生しました。 「賭け事(ギャンブル)」です。 人々は仕事もせずにボウリング賭博に熱中し、財産を失う人が続出。社会問題になってしまったのです。

「9本のボウリング」を禁止せよ!

事態を重く見たアメリカの州政府は、ついに法律を作りました。

「『9本のピンを倒すゲーム(ナインピンズ)』を禁止する!」

これにより、ボウリング場は閉鎖され、ボウリングは消滅した……かに思われました。

天才的な屁理屈「じゃあ10本ならいいよね?」

しかし、ボウリング好きたちは諦めませんでした。 彼らは法律の文章をよく読み、とんちのような抜け穴を見つけ出したのです。

「法律で禁止されているのは『9本』のゲームだ。だったら、1本足して『10本』にすれば、別のゲームだから違法じゃないだろ?」

なんという屁理屈(へりくつ)でしょうか! 彼らはピンを1本足して「10本」にし、並べ方もひし形から「三角形(トライアングル)」に変えて、 「これはナインピンズではありません。『テンピンズ』という新しい健全なスポーツです」 と言い張ったのです。

それが今のボウリングになった

この「10本ボウリング」は、法律に引っかからない上に、やってみると「9本よりも難しいし面白いぞ!」と大評判になりました。 こうして、苦肉の策で生まれた「テンピンズ」が、現代の私たちが楽しんでいるボウリングのスタンダードになったのです。

まとめ:規制が新しい文化を生んだ

  • 昔は「9本」のゲームだった
  • ギャンブルすぎて法律で禁止された
  • 「10本なら法律違反じゃない」という屁理屈で1本足した
  • それが今のボウリングの原型になった

もし当時の法律家が、「ピンを倒すゲーム全般を禁止する」と書いていたら、今のボウリングは存在しなかったかもしれません。 今度ストライクを出したら、 「この10本目は、自由への執念が生んだ1本なんだな」 と歴史のロマンを感じてみてください。

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