はじめに
みんな大好き、ジャイアントパンダ。 耳が黒くて、目の周りが黒くて、手足も黒い。 あの絶妙な白黒模様は、見ているだけで癒やされますよね。
では、ここでクイズです。 「パンダのお尻についている『しっぽ』は、何色でしょうか?」
「耳や手足と同じで、アクセントの『黒』じゃないの?」 と思った方。
「残念! 実はパンダのしっぽは『白』なんです」
イラストやグッズの罪
「えっ、嘘でしょ? 私が持ってるパンダのぬいぐるみ、しっぽ黒いよ?」 という方もいるかもしれません。
実は、世の中に出回っているパンダのイラストやグッズ(特にデフォルメされたもの)には、デザインのバランス上、あえて「黒」に塗られているものが非常に多いのです。 某有名な「たれぱんだ」などのキャラクターも、しっぽが黒く描かれていたりします。
このせいで、多くの日本人が「パンダのしっぽ=黒」と刷り込まれてしまっているのです。
証拠は動物園で
本物のパンダの後ろ姿を見てみてください。 お尻の毛は真っ白で、そこからチョコンと生えているしっぽも、周りの毛と同じ「白色」をしています。
もししっぽが黒かったら、白いパンツに黒いシミがついているようで、ちょっと目立ってしまいますよね。
なぜ白黒模様なのか?
そもそも、なぜパンダはあんな不思議な模様をしているのでしょうか? 主な理由は「雪山でのカモフラージュ(保護色)」だと言われています。
- 白い部分(胴体・しっぽ): 雪景色に溶け込むため。
- 黒い部分(手足・耳): 輪郭をぼやけさせて、遠くから見た時に「パンダだ!」と認識されにくくするため(または、末端を冷やさないため)。
しっぽは体の中心(白い部分)にあるので、雪に隠れるためには「白」である必要があったのです。
赤ちゃんの時は長い?
ちなみに、生まれたばかりのパンダの赤ちゃんには、ネズミのようなひょろっと長いしっぽがあります。 成長するにつれて、体の大きさに比べてしっぽの成長が追いつかず、お尻の毛に埋もれて、あの「小さな白いボンボン」のような形になるのです。
まとめ:後ろ姿に注目
- パンダのしっぽは「白」
- 多くのイラストやグッズが間違えて「黒」にしている
- 黒だと思っているのは、思い込みのせい
- 雪山に隠れるために、お尻周りは白い
今度、雑貨屋さんやおもちゃ売り場でパンダグッズを見かけたら、 「おっ、このぬいぐるみはしっぽが黒いな。ニセモノだ(笑)」 「こっちはちゃんと白い! リアルだね」 と、しっぽチェックをしてみてください。意外と間違っているものが多くて面白いですよ。



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